大々的にウマ娘を記事タイトルにしましたが実はソシャゲが全然長続きしないので、最近はイラストと音楽を中心にまったり楽しんでいるもなけーばです。
ウマ娘、人気ですよね！
ウマ娘から競馬に入ってくる人も沢山いますよね！
ウマ娘から競馬にハマった方向けの楽しみ方として、一口馬主アリなんじゃないか？と最近思うようになりました。
トレーナーとなって、ウマ娘と二人三脚で強くなって大レースを目指す。
一口馬主になって、愛馬を1歳(場合によっては当歳)から見守り、大レースを目指して応援。
通ずるものがあるかなと思います。
それでは、この記事では一口馬主を始めたい方向けに、一口馬主とはなんぞや？を軽く説明します。
【そもそも一口馬主って？】
競走馬のオーナーの事を馬主と言います。地方競馬で馬を走らせるための馬主資格と、中央競馬で走らせるための馬主資格があります。条件は違いますがどちらも収入などの条件があります。
さらに資格を持っていたとしても、馬を個人で買おうとするとだいたい数十万〜数億ぐらいかかります(参考までに、ウマ娘に出てきたサトノダイヤモンドはセリで2億3000万円でした)
そこで、資格がなくても、大金持ちじゃなくても楽しめるのが｢一口馬主｣です。
簡単に説明すると一口馬主クラブ法人を通して、1頭の馬を沢山の人でシェアするというシステムです。(馬主資格を持っている方が馬をシェアする仕組みもありますが、割愛させていただきます。)
馬の価格や維持費をだいたい40〜2000分割ぐらいにするので、やろうと思えば大学生のアルバイト代ぐらいで楽しめます(私もそうでした)
【一口馬主にかかる費用】
クラブによって細部が違いますので、だいたいこういうもんなんだろうなと考えてください
①馬代
そりゃそうだ。
各クラブによって分割する口数が違うので、40口に分割するクラブの高い馬なら300万ぐらい。反対に2000口に分割するクラブの安い馬なら5000円ぐらいです。これは購入した時のみかかる代金です。
②維持費
馬だって飯を食いますからね！つまり馬へのスパチャです。基本的に2歳の1月から出資者が毎月支払うようになります。
ここはクラブによって方針が違うのですが、大きくわけて2種類の徴収方法があります。
・実費精算パターン
その月に実際に発生した費用を請求するというやり方ですので、月毎に支払う金額が違います。一般的に厩舎にいる時は高く、外部施設でトレーニングや休養をしている時は安いとお考えください。
・維持費固定パターン
毎月一定の額を徴収し、引退時に差額を精算するというやり方です。
これも口数ごとに分割されます。維持費を固定しているクラブだとだいたい60万円を分割する事になります。(例 2000口分割だと1口辺り月々300円が発生)
③クラブ会費
1000〜4000円ぐらいですかね？これは入会したら毎月払います。
④競走馬保険料
年1回、馬代金の3%前後の金額を口数で分割した額を請求されます。だいたい冬です。
⑤入会金
そのまんま、クラブに入会する時に払うお金です。ないクラブも結構ありますが、相場としては1〜3万ぐらいだと思います。
【一口馬主になると何が出来るの？】
これもクラブによってサービスがまちまちですので、確実にどのクラブでも出来ることを紹介します。大体のクラブはもっと色々できます。
①出資馬の近況確認
出資している馬がどのような育成状況か、どのような心身の状態かなどの情報が提供されます。醍醐味の1つですね。
②賞金がもらえる
レースに参加して上位でゴールすると賞金がもらえます。その賞金から、騎手や調教師(トレーナー)の取り分やらなんやらを引いた分を出資者で山分けです。もちろんGIを勝った日にゃあ、めちゃくちゃもらえるらしいです。他にも出走するともらえる出走手当などももらえます。
ちなみに、出資馬が大活躍して種牡馬になる可能性もあります。そうするととんでもない額が動く事もある…らしい！
③名付け親になれる！…かも。
ほとんどのクラブの馬は出資者の応募した名がつけられます。運とネーミングセンスが良かったら、あなたが名付け親に！？俺の愛馬が！！！
他にも、抽選での口取り参加(勝利後の記念撮影)や牧場見学、馬主席への招待や出資者限定の記念品のプレゼント・販売など色々なサービスがありますが、現状コロナ禍でストップしているものも結構あります…😭
【一口馬主って儲かるん？】
儲からん！！！！もちろん皆大きいレースを目指して頑張りますが、中には1度も勝てぬまま引退する子もいます。怪我で引退する子もいます。
トータルでプラスに転じるには、重賞クラスの馬にコンスタントに出資できるぐらいじゃなきゃなかなか難しいかも…現実は厳しい…
何か最後に微妙に世知辛い話が出てきましたが…それでも成長を見守りつつ、他の出資者の方々と盛り上がるのは凄く楽しいですよ！
